資産運用・家計管理

【もう怖くない】クレカを持つときに注意すべきポイントとその対処法、新社会人にオススメのカードも紹介!

スポンサーリンク

自分の稼ぎで生計を立てるようになると、やっと気づくことってありますよね。

私が社会人になって偉大だなと思った瞬間は、できる限り食費を切り詰めていたり、仕送りの送金に手数料がかからないようにアレコレと工夫をして節約をしていていた両親の姿です。制度を調べ上げて探し出した奨学金制度を活用しながらも学生の私を支えてくれていたことに気づいたときには、本当に頑張らなければと思ったものです。

景気の悪さに加えて、円安の影響も受けてここ一年で物価も非常に高くなりましたよね。いまの新社会人の人にとっては非常に苦しい生活かもしれません。社会人に成り立ての頃って給料が安くてなかなか生活に余裕がないですからね…

でも、ピンチはチャンス。家計が厳しいときこそ、お金について勉強する絶好のタイミングです。

社会人になりたての頃は、クレカを持っていない人も多いはず。

「右も左もわからない状態でクレカに手を出すのは怖い…」
「リボ払いがヤバいっていうのは聞いたことがある」
「クレカの種類が多すぎてどれを選んだらいいのかさっぱり分からない…」

こういった悩みがあってクレジットカードを持てていない人って多いと思うんです。

そこで今回は、クレジットカードについて注意すべきポイントとその対処法、使い道に応じたオススメのカードを紹介していきます!

クレジットカードの注意事項Q&A

ではさっそくクレジットカードを作る際に注意しなければいけないことについて話します。

安全にクレジットカードを利用するために必要なことは次の3つです。

・返済額を自分で設定し直す
・リボルビング払いを設定しない
・短期間にたくさんのクレジットカードを発行しない

ではそれぞれについて解説します。

返済額を自分で設定し直す

クレジットカードと聞いて一番恐ろしいこと。それは、使ったお金がカタチとして見えないために自覚なくお金を使いすぎてしまうリスクがあることです。

お金を使い過ぎちゃった…で済めば良いですが、月々の支払いが重なれば苦しい瞬間もあり得る話。

できることならこのような自体を避けられたほうがいいですよね。

だからこそクレジットカードを利用する際には返済額を自分なりに設定し直した方が良いのです。

クレジットカードは使ったお金が原則的に翌月に引き落とされる仕組みになっています。それゆえ限度額が1ヶ月の使用額程度になってしまうと、引き落としが行われるまではクレジットカードの利用枠が復活することはなく、その分の枠を利用することができなくなってしまうんです。

だから利用するのであれば、2ヶ月分の利用金額分でかつ自分が返済できるレベルの出費額としたほうがいいです。

新社会人であれば多くとも50万円までに限度額としたほうが、リスクも少ないのでオススメです!

リボルビング払いを設定しない

リボルビングと聞くとピンとこないかもしれませんが、リボ払いといえば聞いたことがある人もいることでしょう。

このリボ払いというのが非常にやっかいなんです。その理由を解説していきます。

リボルビングというのは毎月最低額のお金を支払うことによって支払う方法です。

「分割払いとは違うの?」

全く違うんです。確かに毎月返済して支払うという点では同じです。
ですが、重要なのはそこではない。リボ払いの問題点は「返済額を自分で決められ、返済回数が決まっていない」ことです。

仮に分割払いで24回払いをするとすると、24回。つまり二年後には完済できるようになります。毎月均等に支払うことになるので、支払いは厳しいときもありますが、いつ支払い終わるのか?というのが明白です。また支払えなければ、購入したものを自分のものにはできないので必死に支払いをすることにもなります。

それに対してリボ払いは自分で返済額を決められるんです。つまり、「今月は苦しいから返済額安くしちゃおう…」という選択ができるんです。でも、これが危険。なぜなら支払いをしないでいると、その分だけ利子が上乗せされて返済総額が高くなってしまうから。

利子の恐ろしさを理解していればまだしも、新社会人になりたての若者が手を出すには非常にリスクが高いことなので手を出さないことが身のためです。借金がさらなる借金を生むようなものですから…

脅すような話をしましたが、リボ払いをしない方法はカンタン。クレジットカードを発行する際にはリボ払いにチェックを入れないことです。また、クレジットカードを申請する際には、リボというワードがないかを確認すると良いですよ。(リボ関連はポイントやキャッシュバックも魅力的なので要注意です!)

短期間にたくさんのクレジットカードを発行しない

ブラックリストという言葉を知っていますか?

要注意人物のことをブラックリストに載っている人というような言い回しをすることがありますよね。

もちろんいろいろな業界にもブラックリストは存在していて、金融業界でもブラックリストの名簿があるんです。

ブラックリストの名簿に乗ると起きる問題は、クレジットカードを発行できなくなったり、家を建てたりマンションを購入しようと思ったときに銀行の融資を受けようとしてもお金を貸してくれなくなるんです。

とても恐ろしいですよね。

とはいえ、普通に返済をしていればブラックリストに乗ることはまずありません。

ただ注意すべきはクレジットカードを短期間にたくさん発行しすぎた場合、信用情報に傷がつき、審査が通りにくくなることがあると言われています。

だから、クレジットカードは短期間でたくさん発行しないこと。クレジットカードの特典は非常に魅力的なものもありますが、一気にたくさんのカードを申請しないように注意しましょう!

新社会人にオススメのカードを紹介!

ではここからは新社会人にオススメのクレカを紹介します。

私がオススメするカードは次の2つです。

・楽天カード
・三井住友(NL)カード

ではそれぞれについて解説します。

楽天カード

まずはじめにオススメするのは楽天カード

クレジットカードと聞いて楽天カードを思い浮かべる人は少なくないはず。発行されている枚数は2800万枚を超えていて、10人いれば3人程度は楽天カードを持っているというほどなんですよね。

楽天カードのメリットは還元率の高さ。どんな買い物をしても購入額の1%がポイントとして還元され、その用途も多様なところが楽天カードの強みです。

また、クレジットカードを利用することによって楽天市場での買い物もおトクにできること、さらにQRコード決済アプリ(楽天ペイ)も活用することができるため、キャッシュレスどころか財布レスさえ実現できる便利っぷり。

つみたてNISAのような制度を利用する際にも、クレジットカードを利用して引き落としをすることができるのでとにかくポイントがたまりやすい。

新社会人のころは、楽天スーパーセールも上手く活用して、一年で2万ポイントくらい稼いだこともありました笑
何かにつけて出費がかさむ新社会人のころにはとてもありがたかったですよ!

はじめてクレジットカードを持つなら、使い勝手が良い楽天カードがオススメですよ!

三井住友(NL)カード

2つ目に紹介するのは、三井住友カードです。三井住友カードというとたくさんの種類がありますが、オススメはナンバーレス(NL)

このカードはクレジットカードの番号がわからないのでセキュリティ的にも安全なのですが、それだけじゃないんです。

新社会人がこのカードを持つべき理由。それは、コンビニでの還元率が非常に高いところです。

Visaのタッチ決済を利用することで、普段利用しているコンビニでの還元率が5-7%になるんです。これがめちゃくちゃ強い。

社会人になりたての頃って心理的にも時間的にも余裕がないときって結構ありますよね。だから、コンビニで買い物をするときが多くなりがちだったりしませんか?

どうせコンビニを利用するならば、三井住友カードの高い還元率でお買い物をしたほうがよくありませんか?

だから、三井住友カードがオススメなんです!

※クレジットカードの発行をする際には、カード会社のホームページから作るよりも、サイト経由の方がおトクです。いわゆるセルフバックってヤツです。A8.netのSelfBackやハピタスなどを活用すると、よりおトクにクレジットカードをゲットできますよ!(ただ、一気にたくさん発行するとブラックリストのリスクがあるので気をつけてくださいね)

まとめ

クレカを学んでうまく活用しよう!

今回は、クレジットカードにおいて注意すべきポイントとオススメのクレジットカードを紹介しました。

クレカは怖いものだ…という印象ってやっぱりスゴく強いと思うんですよね。でも、そこまで恐れる必要はないんです。

ちゃんとクレカの怖い側面を理解していれば、危ないカードの使い方をすることはないですし、むしろキャッシュレスで快適に買い物をすることができたり、クレジットカードでポイントがついて、いろいろな恩恵が受けられたり…というようにメリットも非常に大きいんです。

まずはクレカを一枚持ってみて、クレジットカードがどういうものなのか自分の肌で理解しながら金融リテラシーを身につけていくことをオススメしますよ!

そしたらまた。

-資産運用・家計管理